外国人ジョッキーはなぜ強い?日本競馬で勝ち続ける理由を暴く!

外国人ジョッキーはなぜ強い?日本競馬で勝ち続ける理由を暴く!

近年、日本競馬では外国人ジョッキーの活躍が目立っています。

ミルコ・デムーロ騎手や、クリストフ・ルメール騎手など、競馬界ではお馴染みの名前。
とくにJRAリーディングジョッキーとして輝いた、ルメール騎手の199勝は記憶に新しいところですね。

ではなぜ「外国人騎手が日本競馬を席巻し、好成績を修めている」のでしょうか。

理由は意外と単純、実は『騎乗技術の差』と考えられています。
日本とヨーロッパでのレーススタンスの違いから、外国人ジョッキーにとって勝ちやすい状況が生まれているんです!

このページでは、外国人騎手が活躍する理由をご紹介。
好成績の裏側にある「外国勢が日本競馬に参入するヒミツ」を解き明かします。

競馬で勝つための予備知識として、ぜひご参考ください!

外国人ジョッキーが好調な理由とは?ヒミツは騎乗技術の差!

冒頭でも記載のとおり、理由は意外と単純。
さっそく騎乗技術の差について詳しく見ていきましょう。

ます日本競馬では、馬群は縦長になり、直線でペースが速くなる傾向にあります。
好ポジションを取った馬が勝つ…という流れになることが多いといえますね。

一方ヨーロッパでは馬群が縦長にならず、道中で固まりながら直線に入ることがほとんど。
ペースが速くなることもないので「群れの中からどう切り抜けるか」という技術が問われます。
したがって…、
馬の密集しているところから抜け出す技量に長けていれば、縦長傾向にある日本競馬で好ポジションがとりやすくなる
ということなんです!

外国人ジョッキーの好調な成績が目立つのは、こうした騎乗技術の差が理由。
もちろん馬の力量にも左右されますが、騎手の判断能力が大きいことに間違いありません。

クリストフ・ルメール騎手が以前「ヨーロッパの競馬では、どんなに馬が強くてもその能力だけで勝つのは難しい」と言っていました。

シビアなレース展開に慣れている外国人ジョッキー。
日本人騎手に比べ、狭いスペースをかいくぐったり、クセの強い馬を乗りこなす技術が異なるんですね!

しかし、本当に騎乗技術の差だけで、外国人ジョッキーが好成績なのでしょうか。
近年外国人騎手が増加傾向にある理由から、活躍の裏側により深く迫っていきます。

どうして外国人ジョッキーが多いの?3つのポイントが活躍のカギ

なぜ外国人ジョッキーが多く日本競馬に参入することとなったのでしょうか。
出馬表を見ても「やけに外国人の騎手が多いな…」と感じたことがあるかと思います。

その理由は大きく分けて3つ。

 基本的に土日にレースが開催されること
 レースの賞金や手当が欧米に比べ異常に高いこと
 馬主(オーナー)が積極的に外国人騎手を採用していること

一体どういうことなのか、1つ1つご紹介します。

土日の開催はジョッキーのプライベートを充実させる!

再びルメール騎手の言葉ですが、過去に「フランスと違って日本のレースは土日が多いから、子どもとの時間も作れるし、自由があってリラックスできる」との発言がありました。

海外ではほぼ毎日レースが開催されていたので、プライベートな時間は皆無
それに引き換え日本では土日のレースがほとんどのため、外国人ジョッキーにとって日本の競馬は居心地の良い環境といえるんです。

そして、そんなプライベートをさらに充実させてくれたのが賞金額です。

手厚い手当は日本一!欧米に比べ賞金額が多彩な日本競馬

欧米のレースに比べると、日本競馬の賞金はまさに破格

着賞金(本賞)は5着まで、出走奨励金は8着まで、さらに出走手当は全馬に!
こんなにも騎手に手厚いシステムを導入しているのは「日本だけ」といっても過言ではありません。

レースに自信のある騎手にとって、その腕を十分に試せるだけの環境が整っているんです。
多くの休みと、多くの賞金、外国人騎手が日本競馬を目指す理由も納得ですね。

さらに、そこへ拍車をかけるのが雇う側(馬主)の存在なんです。

オーナーが積極採用!外国人ジョッキーに頼る現状もアリ

誰でも自分が贔屓する馬には勝ってほしいと思うもの。
それが馬主であるなら、その気持ちは更に大きいものとなります。

そこで重要になるのが、当然「どのジョッキーに乗ってもらうか」ということ。
だからこそ優秀なジョッキーの騎乗を望み、騎乗技術の高い外国人騎手への依頼が後を絶ちません。

ある馬主から「日本人騎手には絶対に頼めない。うちの馬はすべて外国人騎手に乗ってもらうほかない」という発言があったほど…。

馬主も商売、外国人ジョッキーを頼る気持ちは少しわかりますが。

騎乗技術の差、充実したプライベートや高い賞金、そして馬主の想い…。
外国人騎手が日本のレースを勝ち続けるのは、当然の結果なのかもしれません。

また2018年2月、外国人ジョッキー3名に短期ではありますが騎手免許が交付されました。
もはや当たり前となった外国人騎手の存在、今後さらに増えて行くことが予想されますね。

日本競馬をこよなく愛する全ての方へ

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
今回は外国人ジョッキーの活躍について、その理由をご紹介しました。

こうしてみると、日本人ジョッキーの活躍が衰退していくように思えます。
しかし、日本人騎手だって決して未来がないわけではありません

まず、ヨーロッパやアジアなどのビッグレースを制している騎手がいること。
そして日本競馬の宝ともいえる武豊騎手は、世界でも知られるスーパージョッキーです。

経験豊富なベテラン騎手のほか、若手の実力派ジョッキーだって少なくありません。

問題は、こうした若手騎手を積極的に海外へ遠征できるような環境が、日本ではまだ整っていないこと。
外国人ジョッキーを受け入れるだけの国際化ではなく、留学させる意味での国際化にもっと力を入れるべきではないでしょうか。

日本人ジョッキーには、より強い意地とプライドを持って、日本競馬をリードできるよう奮起してほしいですね。

当サイトのTOPページでは、そんなジョッキーたちのレースにおける重要性について詳しくご紹介。
競馬予想を勝ちに導くさらなる予備知識のため、ぜひ参考にしてくださいね。